もう1台試乗
2020-11-26


事前に営業マンに連絡入れて、試乗車入ったらジックリ乗らせてくれと頼んであったので、平日の午後にコッソリ仕事を抜け出し、中速ワインディングと高速道路を少しダイナミックに走ってみた。

巷の自動車評論家youtuber達が、MBのクーペみたいにとか、ラグジュアリーにとか言ってたり書いてたりしたので、かなり安楽感の有る車に仕上がってるかと想像。

以前、今回乗る車(以下この車と略す)の前モデルに乗ったことがあり、イイ機械に乗ってる感アリアリで、踏まなければシットリ感もあり落ち着きも感じられたので、新型の試乗車はその辺が更に上質になってるのかなー???と期待して、ディーラーを発進。

が、

おぃおぃ、なんじゃこりゃ!

カッチンカチンのボディ剛性が体を包んでくるでないの。

分厚い鋼という感じではなく、非常に薄く硬度の高い殻という感じ。

普通の走行音も、なんか硬い殻に反響してちょっと高音域が多いように聞こえる。R35を思い出すんだけど。

この車、車体も馬力も全然デカいAMGGT4.0V8TTを試乗した時より緊張するんですけど。

ヒョエ〜なにがメルセデスのように、だ(゚Д゚;)

慣れるまでしばらくトラックの後ろで走行車線を大人しく走る(笑)

しかし、前後タイヤが路面に張り付いてる感が凄く、どーやってこのフィールを作り出してんだろ、と感心する。

やがて登坂車線のある中速コーナー区間に差し掛かり、ちょうど前の数台の大型車が避けてくれたので、対向車と左側の大型に挟まれる隙間を攻める的に走ってみた。

妙にステアリングのスポーク付け根グリップ部が細くいろんな意味で手汗をかく( ̄▽ ̄;)

この車、もう最近は特別な癖はほぼ無く、などと言われていたが、明らかにオーバーハング部分が重い。

ブレーキ掛けてやや抜きながらステアし、リア外輪に荷重が掛かる量をステア量とアクセル量で調整しつつインフロントでクリップをかすめる、というイメージで乗ると、オーバーハングに慣性が働いてしまうがイイのか??という。

トラクションに有利とか言われているが、ダイナミックに走らせるとソコに慣性が掛かってしまう、どー乗るのが正解なんだ??と。

サーキットならばハードブレーキで奥深くまで侵入し一気に向きを変え鋭角的に立ち上がるというのはイメージ出来るのだが、公道ではそんなラインの自由度はそうそう得られないぞ、と。

う〜ん。

帰りは下り坂メインの高速道路をワープ。

懸念してたのが路面つなぎ目凸でのフロントの跳ね上がり。

これに関しては衝撃を上手く吸収しつつそこからの伸びをしっかり抑え非常に良いフロントサスの仕上がりだった。フロント偉い!

パワーに関しては、それ程でもなかった感じ。DCTの仕上がりは良く、普通走行では速度が10q/h上がると1速上がる的でありトップギアもかなり高く少しアクセル踏むだけで1速落ちるという燃費重視。パワー走行をすれば相応に俊敏だけど、エンジンのレスポンス的なフィールはたぶんAMG45(乗ってないので想像)の方が上なのではないかな。

う〜ん。

お値段はAMG45よりかなりお高い。専用シャシーと生産量の違いという事なんだろうけど。

う〜ん。

まぁね。

そうねー。

などと一人CGしながらディーラへ無事帰還したのでした。
[車・モータースポーツ系]

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